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2012年02月21日

ビタミンB12

葉酸.jpgこのビタミンB12は、コバルトという金属を含むビタミンで、鉄を補給することでは改善されなかった貧血を治してしまう栄養素として発見されたのです。葉酸と一緒に血をつくり脳の働きを保つビタミンB12ということです。必要量はごくわずかでいいのですが、赤血球の生成やたんぱく質・核酸の合成、脂肪代謝、中枢神経の機能維持などで重要な役割を担っている補酵素なのです。

特に赤血球の生成において、葉酸と協力関係にあり正常な赤血球をつくり出す働きをサポートしており、骨髄でヘモグロビンの合成に関わっています。そして最近の研究において、認知症の人の脳内ビタミンB12の濃度が低いことから、脳機能維持にも働きかけているのではないかと推測されるようになりました。

そしてビタミンB12は、腸内細菌によっても合成されているため、通常の食生活では欠乏しにくいビタミンとも言われています。ただし、動物性食品にしか合まれていないので、極端なベジタリアンの場合は不足する可能性があると予想されています。
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2012年02月20日

葉酸

eiyou.jpg葉酸は最初、貧血予防因子として発見され、胎児の先天異常のリスクを抑える効果があると言われています。葉酸が働くにはビタミンB12が不可欠で、ビタミンB12とともに正常な赤血球の形成に影響し、造血のビタミンと言われている栄養素です。体内では、赤血球のもととなる赤芽球の形成に関わっており、貧血の予防に役立つそうです。

また、葉酸は、細胞の遺伝情報を担うDNAやRNAなど核酸の合成にも関わる重要なビタミンです。そのため、特に胎児は、細胞増殖が盛んな状態にあるのでその形成にとって重要な栄養素とされています。現在では、母子手帳に、妊婦の葉酸の摂取を推奨する文面が記載されています。特に最近では、妊娠の可能性がある早い段階から葉酸を補ってやることで、胎児の先天異常のリスクである神経管閉鎖障害が軽減できる可能性が出てきています。葉酸 貧血.jpg


葉酸は、名前が示す通り緑葉野菜に多く含まれているビタミンです。弱点は光に弱いこと。新鮮な野菜でも、日のあたる場所に3日間位置くとビタミンが約70%失われてしまいます。葉酸を効率よくビタミンたっぷり摂取するために、野菜は、冷蔵庫に保管し、なるべく早く食するほうがよいでしょう。
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2012年02月19日

ビタミンの補酵素以外の働き

ビタミンをバランス良く.jpg現在のところビタミンの研究においては、補酵素としての働きのほか、遺伝子への働きなどに注目が集まっています。特定の遺伝子に働きかけるビオチンと精子形成に関与するビタミンB12があります。今日まで、ビタミンB群それぞれの補酵素としての役割を話してきましたが、現在ではビタミンの研究で、各々の物質そのものが持つ働きの研究がおこなわれています。たとえば、お話してきたビオチンは、ある特定のたんぱく質の遺伝子発現を行うことが判明してきました。

初期段階の胎児は、口と鼻が一つの大きな穴になっていて、独立した器官として働いていないのです。それが成長過程で、口蓋(口の中の上の部分)がつくられることにより、□と鼻に分かれてきます。はたして、その時にビオチンが欠乏していたとすると、□蓋のもとになる特定のたんぱく質がつくられないで、□蓋裂という先天異常が起こることがわかってきたのです。

ビタミンをバランス良く十分に摂取することが大切なんです。他ビタミンの補酵素以外の働きとしては、ビタミンB12の精子形成があるのですが、だいぶ前から、乏精子症の人にビタミンB12を投与すると、症状の改善や妊娠の確認ができたという事例があるからです。
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